参加作品一覧
作品を評価が高い順に掲載しています。
参加作品数:276作品/参加者数:231人
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童話かどうかはわかりませんが、不思議な話を書きました。もともと友人宛てに出したメールがもととなっています。その時は一話ごとに設問をつけて遊んでいたのですが、今回も各話のあとがきに設問を載せたいと思うので、それに答えてから次話を読むとよりお楽しみいただけるかもしれません。一話あたりの文字数が少ないので、気軽に読めると思うので、暇な方はどうぞ。
不思議 偶然 出会い
年中雪に覆われた国スィルタイトで出会う少年と少女の物語。急に雇われて執事となったカズマは雪を操る魔法使い?二人はどうなっていくことやら。大体女の子視点で話は進んでいきます。
ファンタジー ほのぼの 中世に近い 魔法(ではない?) 精霊
赤毛のピーターとけんかしてから1ヶ月。
ぼくは、学校になじんだような
なじんでないような
ふくざつなところだった。
パパは、
ぼくにはやく
イギリスの暮らしに慣れてほしいのか
ハドソンさんには食事は
イギリスのいつも食べられているものを
お願いし
それがもう1ヶ月つづいた
ぼくは、
さいきんのパパはへんだと思う
日本ではあれだけママに懇願され
嬉々として
毎日せっせと
ぼくとママのために
食事をつくっていたのに
今はハドソンさんが
休みの日曜日すらも
キッチンに立とうとしない
ときどきぼんやり窓のそとを
見たりして
パパは、いそがしいのか
あたらしいかんきょうに
なれないのか
何かしずんだことがとっても多かった
そして、
そんな家族がびみょうな時に
ぼくは、となりの学年の男に
目をつけられた
隣の学年といっても
ぼくは
おまけで下の学年にはいったので
なんのことはない
同級生なんだか
そいつは
すごいオーラをもっていて
華々しいこと
このうえなく
それは目に見えるように
ひときわ輝いていた
勉強がよくでき、スポーツも万能。
このサッカー発祥の英国で
あまたのサッカーマニアを
けちらし
少年サッカークラブで大活躍ときて
これはうらまれないこと
ないだろうと思っていたら
さらにそれに
輪をかけて
美男子ときている
「じーざずくらいす」
ピーターが先生におこられた時
おおげさに言うせりふ。
彼は、おこられることを
演じているかのようだ。
でも、ぼくもやつのことは
そう思う。
もうどうしようもない
あきらめのそんなかんじ。
ママはぼくが
家を出るとき
「日本の女性はヨーロッパでは
すごくもてるのよ
だからママはイギリスにはいかない」
と言ってふしぎにほほえんだ
「天はにぶつを与えたもうな」
ぼくはハドソンさんが
食事前に私にお祈りさせるとき
こっそりそのことをのろった
そう、ぼくがそんなひきょうな
ことをするくらい
やつは本当にもてたし
男のぼくでさえも
アジアから来た鈍くさいぼくが
みても
やつは本当にかっこよかった
アジア系の人々はヨーロッパで
自分と似たような
同じ国の人を見ると
「なんだかなあ」とおもうって
パパがぽつりと言ってた
転校 ひっこし ピカデリー Yおはん Jセンター
……みなさん、はじめまして。私は小さな書店を営んでおります、エフェメラと申します。本日は朗読会にご参加いただき、とっても嬉しく思います。今日、私が朗読しますのは、心優しい英雄と小さな黒妖精の冒険物語「勇者と竜の女王」です。それでは、宜しくお願いいたします。///全10話、一話につき2000~3000文字のお話です。拙作「お前ら!武器屋に感謝しろ!」の作中作でもありますので、合わせて楽しんでいただけましたら作者冥利に尽きます。
悲恋 冒険 勇者 妖精 バッドエンド ファンタジー
「いったいそりゃいつの話だい。確かに昔は、お客さんが言うとおりの美しい都を誇る国だったよ。だけどそれも、俺達が愚かだったせいで全部失ってしまった。百貫姫と一緒にな」
痩せて、顔色も悪い店主は、疲れに耐えかねたように傍らの椅子に腰を落とす。
「なんだい、詳しく聞きたいってか? 仕方ねぇな。愉快な話って訳じゃないが、足りない飯の代わりに教えてやるよ。昔、この国には百貫姫と呼ばれるお姫様がいたのさ」
目方にして百貫、ぶくぶくと肥え太ったみっともないお姫さま。夢のように美しい都にある、ピカピカに磨かれた城。痩せて貧しい小国の王子さま。
それぞれを語る、とある大陸の三つのお伽噺。
アルファポリス第6回絵本童話大賞最終候補作。
古典恋愛 ほのぼの めでたしめでたし 食べ過ぎ・太り過ぎは あなたの健康を害する 恐れがあります。 ハッピーエンド
【冬の童話祭2013参加作品】この童話はいうなればヤングアダルトだ。はたしてこれを「童話」と称していいものか、私には判断がつきかねるが、作者グルコース氏は堂々とこれを「童話」と言った。氏の、「この世に真の意味での〝大人〟はいない」という論が如実に背景に現れている。その栄養たりえているのが作者はしがきの引用である。(中略)氏の足跡が示す通り、氏は孤独なヤングアダルトなのである。かようなテロリズムがもたらすその先に、私は〝子どもながらに〟胸をはずませているのだ。みとめた先に、なにが見えるのか。「童話」の動向に目が離せない。――訳者あとがきより一部抜粋
とある冬の日、少年が泣いています。その少年は答えを探しに塔を上ります。いつまでも、どこまでも、塔を上り続けます。無口な少女と陽気な影を連れて、少年は頂上を目指します。少年の名前はトーラスと言います。それ以上のことはわかりません。
ファンタジー 塔 少年 少女
「うさぎ、うさぎ、雪うさぎ。お弔いに、まっかなおめめでやってきた」
夜更けの雪の庭に女の子が三人。僕はお弔いへと招かれたらしい。白装束の女の子は言う。「わたしの名前を当てて」少女は狐の面をつけているから顔すら見えないのに。「当てなければ帰さない」と少女は笑う。
ミステリアス 美少女 幻想的 雪 気まぐれ
『Archetype System』により、人々は無限改変世界に閉じ込められてしまった。多くの人が『Archetype System』を破壊しようとするが、彼らは例外なく死んでいく。無限改変世界で生まれ育ったメグミは、父親から、この閉じた世界の秘密を聞かされる。
戦争 未来 少女
それは、そこにありました。長い年月、朝も、昼も、夜も、春も、夏も、秋も、冬も。そうしてただあるだけの存在だったそれのもとに、独りの少女が訪れました。変わらないものが、変わり始める。変わるものが、わかり始める。冬童話2013提出作品。
少女 四季
ヒツジさんの所で白菜ができました。それを聞いて、ウサギ山から黒ウサギと白ウサギの二匹が、かり入れを手伝いに行きました。ヒツジさんを手伝ったお礼として、白ウサギは車一台分の白菜をもらいました。一方の黒ウサギは白菜の種を一袋もらっただけでした。それが、二匹のウサギの運命の別れ道でした。
ファンタジー ウサギ 動物 金儲け ビジネス 勝ち組 負け組 エンターテイメント ビジネス/企業
あなたを苦しめるあなたに――
王様だけが話すことの出来る、大きなタマゴは、タマゴの王国の象徴です。
不思議なタマゴは、この世で知らないことはないと言われ、歴代の王様たちもタマゴに助言を求めたと言われています。
王様の亡くなった王国では、娘である姫様がとりしきっています。
弟の王子は次の王として自覚が足りなくいらだたせ、家来はご機嫌取りばかりでうんざり、大臣からは疎ましく思われ、なかなかうまくいきません。
ある日、国の象徴である大きなタマゴに、お姫様は会いに行きますが……
*2/12
・構想KBは(著者の力不足により)意味をなさなくなりました
・第十節記載→十五節まで一挙記載!
・あ、童話祭に間に合わない→間に合わせました!
ファンタジー 異世界 冒険 姫 執事 タマゴ おとぎばなし 夢
『魔女』と呼ばれる女の子が、世界の果てを目指して旅をしていました。女の子は、魔法も使えなければ、ほうきで空を飛ぶことも出来ません。女の子にできるのは、話を聞くことと、話をすること。それだけです。しかしそれでも、女の子は『魔女』でした。
世界の果てを目指して旅をする魔女リシュベルと、燃える尾を背負った不思議な栗鼠チッチロロ。一人と一匹の旅路をつづったちょっとシュールなおとぎばなしです。(本作はnote様でも掲載しています)
冒険 魔女 旅 おとぎばなし シュール時々ほのぼの
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